2010-03-18

_ 筑波で練習

空冷ドカ軍団 例によって当日には書けなかったや。筑波で練習してきたよ。最近はロバを積んで帰る必要がないので、ノートPCなんぞを持っていってパドックでちょっと急ぎの仕事を済ませちゃったりして…

写真は、パドックで佇むロバと、空冷ドカ軍団の図。どれ見てもカッコイイけど、やっぱロバが一番だな、うん(自画自賛) バイクはカッコイイんだが、乗り手が…(汗)

タイムは気にせず、ムリしないペースで、走りを固める感じでチェッカーまでキチンと走る、コケずに帰る、という低めなテーマ(苦笑)で走ってみた。前回の練習から1週間しか経ってないので、いろいろな意味で気が楽。トヨさんもN田さんもいるし。

で、走りそのものはもう、ずいぶんわかるようになった。タンクのさらに後ろに、エアタンクがあるつもりで、それをツブさないように乗る、というイメージなんだけど、オレ的には、新しいような、前にやってたような、そんな取り組みでさ。

旧SSでタイム出そうとしてた頃は、今にして思えばかなり下半身は楽をして、タンクにアテて頼る感じでホールドしてたんだけども、これだと入り口でどんどん倒れていけるかわりに、リヤ荷重が抜ける感じで、リアサスは入らないし、ラフに開けるとメクレちゃうし、Y隊長がブログで書いてるとおりで、すぐに腰が痛くなっちゃって、チェッカーまで走り切れなかったりしたもんだ。

だから、Y隊長のブログに書いてあることもピンときたし、N田さんやトヨさんともいろいろ話して教わって、やっぱ足使わないとな、てことで最近はもっぱらソレばっかり練習してた。ようやくイイ感じ?

んでもって、最近はようやく雨の連鎖から開放されて、詰まった期間に走れるようになったけど、やっぱ元々がひさびさ&新しいバイクってことで、いろいろな意味で自信がなくて、どこかヨソ行きというか、探り探り、おっかなびっくりという感じで走っちまうのよ。

いまさらだが、ようやくそういう感覚も薄まってきて、決して消え去ってはいないのだが、ああなんだか探り探りだな、というのが自覚できてきた。もともと、今の状態を良い機会だと思って、きちんとした走りを学ぼうと思ってたので、いい傾向なんだろうな。

足で踏ん張って、エアタンクを潰さずに減速する、というのはかなり普通にできるようになってきて、今日はとうとう腰も痛くならなかったし、ついこないだまでは、走り終えると上腕や首あたりが疲れた感じでイカンイカンと思っていたのが、とにかく足が疲れるように変わってきた。内モモとかさ。上半身や首は全然なので、体の使い方がすっかり変わりつつあるのだろう。

でも、つい探り探り走ってしまう、イマイチ信じられない、というのは相変わらずで、バイクを信じられないんじゃないんだよな。オレを信じられないというか… なもんで、気を抜くと、すぐに下を向いてしまう。もう、ほんのすぐそこ、自分のちょい前の路面を見て走っている、というような感じだ。

なので、速度も必要以上に速く感じてしまうし、なにしろバイクが動かないんだよね。前にも進まないし、イン側に倒れてもいかない、という突っ立ってゆっくり進んでる状態。ロバはもっとどんどん前に、インに向かって進みたいはずなのに、オレがそっちを見てないから、進めずにいるんだ。乗り手が見てるトコロに向かってしか、バイクは進めないんだからさ。目線をもっと上げて、必要なら顔も上げて、進むべき方向を見なくては。

あと、足使ってホールド、上半身をフリーに、ってすげえ基本なんだが、そうは言ってもキチンとやろうとすると難しいじゃん。なもんで、足や骨盤に意識を置くあまり、上半身が悪い意味で本当にフリーなんだよね(苦笑) まるで使ってない。なんの役にも立てようとしてないんだわ。

乗れてた時は、もっとペッタンコというか、外の腕がタンクにガシッとアタッて、それこそ腕でタンク押して倒せます的な感覚だったのに、今は上半身がタンクから遠い。すげー離れてる感がある。もっと上半身を中に入れて、胸を進む方向に向けないとね。まぁ、これも目線次第、なんだけど…

もっとこう、ブレーキレバーを放し切ったところで、地面が近くて、タンクも近くて、氷川きよしか五木ひろしか、てくらいにナナメ上を見る感じが欲しい。

外足でステップを前に蹴るような入力をして、体勢を支えているところから、インにフラリと倒れ込んでいきたい刹那、下を見ちゃってるんだよな。そこでこそ、向こうを見ないとイカンのだが。なもんで、全然倒れていけないのだった。

あと、ステップに前方向に入力しているので、ヒザというか内モモがタンクのカド、ガッチリ食いたい大事なところから離れる方向になりがち、というか、いつまで前に蹴ってんねん、てハナシで。いま倒れよう、インに向かえ、てとこでは、そっち方面、曲がっていきたい方向を見て、外足は後ろに蹴らないとさ。で、引いてた腰を、イン側前方に転げ落ちるくらいの勢いで前に出してしまえばいいのだが、わかっちゃいても、自信がないせいで、ちゃんとホールドできてるかな… などと、つい直前の状態を維持してしまうのだった。

だから、リヤサスは確かに入るんだが、前上がりな感覚がつきまとって、なかなか倒れていけねえ~(泣) 後ろに蹴ろう。うん。前はなにも考えなくても、コロンとイン側前方に倒れ込めたのになぁ。でももうチョイだ。

コロッとインに転がり込める感覚を取り戻したら、そこからクリップの位置とかをもう一度考え直そう。

_ ひさびさにケン登場

ケンのモンスター 写真はケンのモンスター。綺麗なカラーリングでカッコイイ。でもよく見ると、スケベ部長号とはいろいろな部分で作風が違っていて、興味深いね。

レースのヘルパーの時か、N田さんの店でしか会うことのなかったケンだが、もしかするとオレ、初めて同じ枠で走ったのかも。

でも、いろいろ話せて、楽しかったよ。ケンはいいヤツだなぁ。オレなんて半年ぶり程度でこのていたらくなのに、ケンなんて2年ぶりとか言ってたな。そら思い通りには走れねえだろ(苦笑) コケずに周回してただけですげえよ。

でも、走行後はなんだか、魂抜けてたね。ソレよくわかるわ、オレもそんなだったし。なんかこう、思い描いてたようには全然走れなすぎて、な~んにもできねえから、疲れるんだよね…

練習しようぜ。打倒スケベ部長だ!

_ スケベ部長にブッチ切られる(泣)

スケベ部長号 そういえば、スケベ部長と同じ枠で走るのも初めてだった。

いや、しかし、さすがI田さん、いやカレー王子、じゃなかった最近はスケベ部長と呼ばれる男。いきなし8秒切りそうな勢いだよ。はえー。全然ついていけなかったっす。

ていうか、N田さんがきんかめさんの新ポニーのテストで走るってんで、オレも裏について稽古つけて欲しかったのに、なんかオレ迷子になっちゃって、ずっと一人で黙々とホールドの練習…

その間にN田さんにもりもり引っぱってもらうなんて、ズルいぞ~(苦笑) あれれ、なんだか部長もN田さんもどこにもいねえや、とか思ってピットスルーしたっけ、見つけたのでついていこうとしたんだけど、サックリとまかれましたよ、ええ、まかれましたとも。どんだけすぐに見失ってんだ>オレ

目暮警部かっつ~ハナシよね(泣) 次は見てろよ~(苦笑)

あ、写真は、スケベ部長号ね。んでもって後ろに写ってるツートンのが、きんかめさんの新・超ポニー。デカい写真もあるけど、ブログ持ってる人だし、載せずに自粛した。きんかめさんのブログにそのうちカッコイイ写真も詳細なメカ自慢(笑)も載るだろうから。

_ デジスパイスを使ってみた

デジスパイス そうそう、デジスパイス使ってみたよ。マッチ箱くらいの大きさの GPS ね。

したっけ、ちゃんとデータ拾えてたよ。位置座標と経過時間を拾ってくれるので、プロットするとライン取りがわかるし、その場所その場所での時速もわかる。筑波のコース図がダウンロードできて、そのコース図にはフィニッシュラインとかの位置情報も入っているので、重ねるとすごくわかりやすい。

時速の遷移のグラフも指定したラップ毎に出してくれて、すげえ勉強になった。これオススメかも。速度の遷移の方向で、増速は実線、減速は破線で表示、とかもできるんだけど、それをやると、いかにオレが開けられてないのかがまるわかりで涙出た(泣)

区間計測には対応していないので、MYCHRON4 のデータから目見当で、この辺、てとこに S1 と S2 を置いてみたよ。セーブしたので、次回以降は誰のデータでもちゃんとセクション毎に表示できるな。

ビデオの再生ボタンみたいなのがあって、押すと点がラインをなぞって移動して、速度グラフの上の点もシンクロして移動するのがステキ。

最終とかもう、どんだけ?てくらいインベタで、もう笑ってしまうんだが、でもこれ、実感とすげえ合ってるよ。最終コーナーとか、ほんとまだ全然練習してる感じじゃなくて、あーもうこのままピットロードに入ってピットインできちゃうなこりゃ、とか思いつつ走ってるもんね。うむ。いいなコレ。

今度、スケベ部長やN田さんにも着けてもらって、データ拾わせてもらおう。そのときはよろしくお願いします。


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